システム開発エンジニアに転職する

エンジニアを取り巻く環境

その昔、エンジニアは技術系の専門職としてあまり目立たず、コンピュータに向ってこつこつと仕事をこなす姿を思い起こします。人と接することが少なく、顧客との接点はもっぱら営業の人が中心であまり表舞台には登場しない縁の下の力持ち的な存在というイメージがありました。しかし今日では、技術の世界も分野が広く、専門性が深く、速い変化を遂げています。日進月歩の変化は、仕事の内容自体も変えてきました。エンジニアは、顧客の技術的な問題を解決し、設計や開発、保守、管理など通じて顧客の業務の効率化、改善を図るべく仕事に取り組むことが日常的なものです。しかも技術の高度化、専門化により、エンジニアが顧客と直接話し合うなどの機会が多くなり、提案、説明、交渉などの場面も多くなってきました。営業同様、商談に参加し、提案説明やコンサルティングを行なうのです。このような状況ですから、自ずと、仕事量が増えて残業の連続となり、現場のエンジニアは、一部の人にとってはすっかり疲れる仕事になっているのも事実です。「残業が多い」「体調がすぐれない」「社員や家族と話す時間がない」といった悩み、あなたも経験はありませんか?エンジニアを取り巻く世界は、このように今日厳しい現実の中にあります。